少々前の話になりますが、人生で初めて、TOEICを受けてみました。

近年、国内でも英語力重視を掲げる企業が増えてきたり、各々も英語を話せるようになりたいという人が増えてきて、実際に勉強に取り組んでいる話もよく目にしますよね。

自分の周りにもTOEICを受けている人が結構いることを知って、なんとなく僕も受けてみようかな…と。

せっかくなので、(ちょっと長くなってしまいますが…)受けてみた経緯や感想(そして、結果も。。範囲程度に。笑)を記事にしてみたいと思います。

受験した経緯

先にも触れたように、僕の友人をはじめ、働いている会社云々を別にしても、TOEIC を受験している人が自分の周りにも割といることを知りました。

正直なところ、僕の環境は英語レベルを一定のところまで求められるといったものではないです。なので、周りで受験していると聞いても、”そうなんだね。すごいね。”って思っていました。

そんななか、なぜか突然、今の自分の英語力がどの程度なのかを知りたくなってしまった。
能力が高いとか、低いとかってことを知るのはどうでもよくて、純粋に、今の自分の立ち位置がどの程度なのかを知りたくなったんです。

TOEICは企業も何点以上を入社基準にしているとかっていう話も聞いたことがあったので、自分の英語レベルがどの程度のところにあるのかを知るのに適していると思いまして。

僕の経歴について

一言で言うならば、留学経験者です。

”じゃあ英語が喋れるよね”と思う方も多いかもしれませんが、使わない筋肉が衰えていくのと同じように、英語だって使わないと忘れてしまいます。

特に、大人というか、ある程度大きくなってから新しい言語や技術を学ぶと、習得する速さよりも忘れる速度の方が早いと思います。

しかも、英語を使わなくなってから、かれこれ10年近く経ちます。
英語を見聞きするのは、洋画などを見たりする時ぐらいですし、英語の記事も昔ほど読まなくなってきてしまいました。。
(さらには、集中力もなくなってきている気がする。)

アメリカの大学受験時に受けたTOEFLの点数は覚えていますし、自分で言うのは変ですけれど、そこそこ有名な大学に入れるレベルの点は取れてました。
肌感覚として自分が過去にどれだけ英語力があったのかを自覚している面もあるけれど、そのテストを受けたのもかなり前。
時間の流れの中で低下してしまったところも多々あるだろうと思ってましたし、実際そう実感している面も相応にありますから、テストを受けようと思ったは良いが、大丈夫かなあと。苦笑
現実を知るのにドキドキしてました。

一発勝負です。

image from Pixabay

受験にあたって、僕は文字通り何もしませんでした。

受験するにはどうするの??というところから調べ始め、ネットで申し込みをしたところまでが、テスト前に僕がした事の全てでした。笑

テストが何点満点で、どのくらいの点数だとどのぐらいのレベルなのか?テストの流れがどんな感じで進められるのかなど、一切調べもせず、勉強もしないまま受験しました。

理由は、先にも書いた通り、今の自分のレベルがどの程度なのかを知りたかったから。
何点を取らないといけないというのもなければ、何点を目標にしているというのもないのですから、勉強したら力試しにならなくなってしまうと思って。

送られてきた受験票を開封したのも、受験する3、4日前のこと。
普段Apple Watchを使っている僕は、スマートウォッチの持ち込み不可ということを知って、慌てて前に使っていた時計を探し、ちゃんと動くか確認してたぐらい。(手巻き式の時計で、不具合もなく、遅れもなさそうだったのでよかった。笑)

今思うと、テストの流れぐらいは調べて確認しておくべきだたかな、とは思いましたね。(理由は後ほど!)

話が逸れますが、今もあるのかわかりませんけど、僕がアメリカで大学受験時に受けたTOEFLは、パソコン上で回答していました。
リスニングもリーディングも、エッセイも全部パソコンで回答です。
なので、今回もそのつもりでいてしまい、TOEICがマークシート式だと知ったときは驚きました。。。
他の国でTOEICを受験する時はどうなんでしょうね…?ちょっと気になりました。笑

受験してみた感想

受験した場所は、地元にある大学でした。

日本の大学の教室(?)に入ったことがないため、僕にとってはいろいろ新鮮です。
大学生は、こういうところで勉強しているんだなーとか、
受験場所には高校生ぐらいの子たちも来ているのを見て、同じテストを受けると思ったら、負けたくないな、みたいな大人気ない気持ちになったり、頑張ってるなあ、って感慨深い気持ちになったり、一体どっちだ?という様々な気持ちが交錯してましたね。笑

僕自身、”テスト”というものを受けるのは、10年ぶりぐらい。いや、もっとかな?
どんなものかわくわくもすれば、ドキドキもする、本当に一言では言えない気持ちのまま受験開始です。

試験官の指示に沿って、テストを受けていきます。

リスニングは音源の通りに進んでいくため、時間のペース配分を気にすることなく、ただただ流れに沿ってマークシートに回答を記入していきます。

『ここでリスニングテスト終了です。ここからリーディングテストを始めます。』といった趣旨のアナウンスがあり、リスニング終了。
次はリーディングです。

で、ここで初めてTOEFLを受ける人は注意!
リーディングは、どんどん自分で回答を進めていきましょう!

何言ってんの?という声が聞こえてきそうですが、その理由がこちら↓

リスニングがセクション毎に分かれていて、その度にアナウンスがあることから、僕はリーディングもセクション毎に何かアナウンスみたいなものが入ってくるのかと思ってました。なので、1セクション回答したら、しばらく待っていたのですよ。
何を?って、”次のセクションに進んでください”みたいなアナウンスです。笑
”ページをめくってください”とか、何かあるんじゃないの??って。

あまりキョロキョロしてカンニングしていると思われても嫌なので、回答した内容を見直しながら待ってたのですが、一向にアナウンスがある様子はありません。
そりゃそうだ。ないんだから。笑

アナウンスはなくて、自分で勝手に進めて良いんだ?!と気づいたのは、4、5分ぐらい経ってから。
はい、天然って言わない。笑
この4、5分が長いか短いかは置いておいて、ってか、ほっといてくださいー(笑)、自分で勝手に進めて良いと気づいてから慌てて回答を進めていきました。
おかげで、時間を無駄にしてしまい、全問回答することができなかったですから…悔しいったらない。

この辺、明らかに僕の勘違いなのでしょうが、アナウンスでこれからは各々のペースで進めていってください。っていうのがあっても良いと正直思いましたね。
別になくてもわかるよ、などと思うのはそれぞれでしょうけど、初めてのことはわからないことだってありますよ。
少なくとも受験している人全員がわかるように、面倒でも一言、自分で勝手に進めていってねーって言ってもらえる方が親切。(だと思う。笑)

あと、これは今回の試験官自身の特徴なのでしょうが、テスト終了の合図の声が大き過ぎて、とってもびっくりした。笑
室内に響いて、心臓に悪いと思うレベル。
毎回テストを受けている人でもびっくりするんじゃないかと。。

結果…

テストの結果は、ネットでも見れるんですね。
メールで”テスト結果を確認できますよ”っていう通知が来たその日の夜、こっそり点数を見てみました。

が、前述の通り、予備知識がないだけに、点数だけ見ても良いのか悪いのかイマイチよくわかりません。
なので、点数が表示されたウインドウを開いたまま、別のウインドウで”TOEIC 点数 レベル”で検索。
そして、モヤモヤした気持ちになった、と。笑

具体的な点数を言うのもなんなので、ざっくりしたレベルの範囲を書いてみると、海外赴任できるレベルということでした。

友人に話すと、”すごい”って言われましたが、やっぱり全問回答できなかったですし、自分自身の感覚として、自分が一番英語を使えていた頃と比べると、圧倒的に英語ができなくなってきている自覚があるので、この結果を喜んで良いのか、悲しむべきなのか、結構複雑な気持ちでいます。
ネットで検索すると、’満点を取りました!’みたいな人の記事も結構目にするため、そういう人たちと比べると足りてないですし、平均点から見れば良いように見えるけれど、ものすごく良いとも思えないけれども、ありえないほど悪いわけでもない、なんだか中途半端だなあ、って思ったのが素直な感想でした。
何よりも、全問回答できなかったのが、うーん、と。

まとめ:

今回受験して、感じたことがたくさんありました。

まず、全体的な感想としては、結果云々よりも、こういうテストを受けること自体、時には必要だなって思いました。

当たり前のことですが、目標を設定して、それを目指して努力することは、やっぱり大事。

その努力を測る一つの方法が、こういったテストなのでしょうから、客観的に自分の努力がどの程度身についているのか、自分のレベルがどの程度なのかを知ることはある程度必要かと思いました。
経験したことのないことを経験すると、思うことや感じることも多いですから、それもまたプラスだな、って。

一方、矛盾するかもしれませんけれど、高い点数を取ることを目標にするのは良いけれど、それだけを目標にしてはダメじゃないかなあ、ってか、もったいなくないか?と。

言語も文化の一つだと思うので。

TOEICの点数は、それだけ英語の会話や文章を理解できているか、どの程度の語彙力があるのかなどを知るための手段でしかないなあ、と。
例えるなら、良い点数をとるための勉強は、良い道具を買うための貯金で、
良い点数をとることは、良い道具を手に入れるようなものかな、と。
良い道具を持っていても、使いこなせないとその魅力も半減してしまうような気がしませんか?持ち腐れっていうか。

僕がとった点数に関しては、テストの結果を人と比べてみたいと思ったことないですし、それを目的にして受験していないため、判断するとしたら、自分が思うレベルの点数が取れたかどうか、というところが基準です。
そういう観点から見ると、落第点かもしれないけれど、もう少し欲しかったかな、と。
意識的にもっと英語を使う環境を作って、語学力を取り戻したいですね。

あと、蛇足になりますが、周りの反応についても、ちょっと思ったことがありまして。。
それは、留学経験者なら英語ができて当然だろ、っていう偏見。
”偏見”って言ってしまいますけれど。
はっきり言って、留学すれば英語ができるようになるわけではありません。僕自身、アメリカにいても、ずっと日本人とつるんでいて、全く英語が話せない日本人に会ったこともありました。
そこまででなくても、先にも書いたように、使わないと忘れてしまうことも多々あります。だから、留学経験者=英語ができる=点数も高いには、必ずしもならないと思うことがひとつ。

あと、全く英語を使わずにもいれる生活になっても、何かしら努力していることもあれば、そもそも、留学している間に英語ができるようになるのにも、当時必死に努力した結果であって、そういうところまで目を向けてくれる人が少ない、ってことです。

昔、留学中に夏休みなどで帰ってくると、近所のおっさんから、「お前、アメリカ行って楽しそうでいいな。楽しいだろ?」、なんて海外旅行に行って遊んでいるように言われたことがありました。
どれだけ無知なんだ?無神経なんだ?と思い、怒りを通り越して呆れたこともありましたが、若干それを思い出しましたね。
留学って、言葉だけそう聞くと楽しそうにも響く感があるのかわかりませんが、文化風習の違いのある異国に一定期間でも根を張って、目的を果たすための勉学に励む、生活をする、って大変なことなんです。
年単位になってくると、1週間のホテル住まいの旅行や数ヶ月程度の滞在では経験できない大変な思いをすることも多いですから。

文化風習の違いや差別なんかにも遭いながら、それらを乗り越えて必死に頑張った結果、今、ある程度のレベルの語学力が身についているという側面もあるので。

だから、安易に、アメリカにいる(いた)から楽に英語を話せる、楽に英語を話せるようになる、みたいに捉えられてもなあ、と思いますね。
多分、日本人やアメリカ以外の国で生まれた人が、小さい頃からアメリカで過ごして英語を話せるようになっても、逆に日本語などの母国語習得のために苦労した(する)ことはいっぱいあるだろうし、現地で生活していて人種差別を受けたりするなどの言語習得以外のところで大変な経験をすることもある(あった)でしょうから、一概に、楽して英語が話せるようになって良いなあ、って思うのはちょっと違うかな、って。

脱線しまくりですけれども…
今回テストを受けてみて、自分の英語力だけでなく、いろいろなことを思い出したり、感じたりしました。こういう経験も定期的にしながら、自分に良い刺激を与えていきたいな、って思いますね。

さて、英語の勉強のために、Star Warsでも見に行こうかな。笑


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